次の主役は、私たちの世代!
味咲の特長は、若手みかん農家が多く所属していることです。20代〜30代で青年部を構成し、情報交換を行い、お互いが作ったみかんを試食して刺激し合うなど、切磋琢磨に努めています。高齢化が進んでいる農業において、20代の若者が5人も所属しているという環境は、とても珍しく、今後に良い形でつながっていくと考えています。
若手農家たち自身も、大きな使命を感じ、責任感を持って仕事をしています。
「栽培や販売に関して、やはり社長をはじめ上の世代の人たちはレベルが高い。それをしっかり学んで、できるだけ早く自分たちが味咲を引っ張って行けるようになりたい。自分たちが早く育って、上の世代には引退してもらわないと(笑)」とは、ある若手の言葉。実際に、先輩たちに栽培方法について、どんどん質問してレベルアップに努めています。
「味咲では、蓄積してきた知識や経験をもとに、栽培に関するマニュアルを作成しています。そのおかげで、私たち若手も含め、農家や畑によって味に差が出ることが少なく、高品質のみかんを毎年栽培できているという強みにつながっています。加えて、分からないことは、先輩たちに聞けば教えてくれる。そういう頼れる存在がいることにも、味咲で働いて良かったと感じています」と、味咲の若手たち。恵まれた環境を活かし、さらに上を目指して頑張っています。
みかんを食べる人も、つくる人も幸せに
味咲の若手農家たちが魂を込めてみかんを育てるのには、もうひとつ理由があります。それは、「“みかん”と“農家”の価値を高める」という夢を叶えるためです。
みかんは嗜好品であり、若い人からの「あまり食べない」という声を耳にすることもあります。「同世代や子どもたちも含め、たくさんの人にみかんを食べてほしい」という気持ちを、若手農家はみんな持っています。そのために、おいしいのはもちろんのこと、食べてもらえる環境づくり、販売方法など、勉強を重ねています。
農家の価値を高めるとは、農家という仕事を「子どもたちが憧れる職業にしたい」ということです。プロスポーツ選手、宇宙飛行士、芸能人、医者…などと並び、子どもたちが「将来は農家になりたい」と言えるように、自らがカッコ良くて暮らしも豊かな農家になるべく、若手たちは一生懸命みかん栽培に取り組んでいるのです。
おいしいみかんを、適正な価格で、たくさんの人に食べていただく。それによって、みかんを食べる人も、つくる人も幸せになれると信じ、若手農家たちは今日もみかん畑で汗を流します。
杉本 武| Takeru Sugimoto
●仕事を通じて、喜びを感じることは何ですか?
おいしいみかんができた時に、喜びを感じます。さらに、そのみかんをお客様へ販売できた時に、達成感を感じます。
●農業について、率直に思うことは何ですか?
体力的にはキツい仕事。でも、自分で休日を調整できたり、仲間や先輩たちと一緒に切磋琢磨できる、魅力的な仕事です。
●将来の夢や展望、やりたいことを教えてください。
いま以上に農地の規模を拡大し、従業員を増やすことが目標です。みかんの品質は守りつつ、事業を大きくしていきたいと思います。
後藤 文人| Ayato Goto
●仕事を通じて、喜びを感じることは何ですか?
みかんの試食販売をした時や、みかんを知人に送った時などに、直接「おいしかった」という声を聞くと、本当に嬉しいですね。
●農業について、率直に思うことは何ですか?
自分が頑張れば頑張るほど、おいしいものができるので、とてもやりがいのある仕事だと思います。
●将来の夢や展望、やりたいことを教えてください。
有名な百貨店やスーパーに、たくさん出せるようになりたいです。そのためにも、もっと高品質なみかんを作って行きます。
寺本 諒佑| Ryousuke Teramoto
●仕事を通じて、喜びを感じることは何ですか?
努力して育てたみかんを食べてもらい、「おいしい」と思っていただけた時に、心から喜びを感じます。
●農業について、率直に思うことは何ですか?
暑い日、寒い日、天気の悪い日も作業はありますが、おいしいみかんができた時の達成感で、すべての苦労は吹き飛びます。
●将来の夢や展望、やりたいことを教えてください。
家族を含め、バイトさんや関係先の皆さんと、これからもずっと仲良く、楽しく仕事をしていきたいです。
杉本 大成| Taisei Sugimoto
●仕事を通じて、喜びを感じることは何ですか?
試食販売の際に、直接お客さんから良い感想をいただけると嬉しいですね。1年頑張って良い作物ができた時も、胸がいっぱいになります。
●農業について、率直に思うことは何ですか?
夏は暑いし、冬は寒いし、大変なことはいっぱい。でも、頑張った分だけ自分に返ってくる、やりがいのある仕事です。
●将来の夢や展望、やりたいことを教えてください。
将来は農地の規模をもう少し大きくして、従業員さんや周りの人が潤う経営をやっていきたいと思います。
西原 郁弥| Fumiya Nishihara
●仕事を通じて、喜びを感じることは何ですか?
おいしい作物を作れた時ですね。それによって収入が上がって行く時も、喜びを感じます。
●農業について、率直に思うことは何ですか?
「キツい」、「休みがない」など悪いイメージを持っている人が多いように思います。実際は自分で休みを調整できるので、しっかり休めていますよ。
●将来の夢や展望、やりたいことを教えてください。
植木町の果樹農家を盛り上げること。そして、農業のイメージを変え、子どもたちから「将来は農業をやりたい」と言われるようにしたいです。
勉強会
農産物ごとに生育のポイントとなる時期があり、そのタイミングに合わせて月に1回程度の頻度で勉強会を開催しています。篤農家(技術に秀でた農家)が講師となり、技術の継承を行ったり、経営について学んだり、若手農家の育成を目的に定期的に行っています。
㈱味咲は、「ASIA GAP」の認証を取得しています
2020年の東京五輪・パラリンピックで使う食材に必要な認証として注目を集める「GAP」。 「生産工程管理に基づく品質保証」の考え方を農業現場に導入したもので、この認証を取得することは「事故を起こしにくい信頼できる農場」である証と言えます。 なかでも「ASIA GAP」は、「GAP」のチェック項目である6分野のうち全てを満たすもので、最も厳しい基準と言えます。
コンサル業務
商品開発から販路の開拓まで。入口から出口までを見据えた戦略的な農業を信条としています。その手腕を見込まれて、国内はもとより海外での農業コンサルも手掛けています。 また、阿蘇エコファーマーズセンターの理事も務め、農業を志す若者を受け入れる活動を積極的に行っています。
食育
株式会社味咲では、熊本県内の様々な学校から依頼を受け、農産物について生産者の立場から講話を行っています。「農業と食卓がどのように繋がっているのか」を考えるきかっけを提供し、子どもたちの食育のお手伝いをしています。
商号 | 株式会社 味咲 |
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代表者 | 坂本清一 |
所在地 | 861-0133熊本県熊本市北区植木町滴水1471番9 |
メールアドレス | kabu-misaki@wine.ocn.ne.jp |
事業内容 |
1.農産物・果物の生産及び販売並びに輸出 2.農作業の受託 3.農産物の加工販売並びに輸出 4.観光農園の経営 5.肥料の製造販売 6.農業用資材の仕入販売 7.農業施設の利用・貸付 8.農業経営のコンサルタント業務 9.農業後継者の育成 10.前各号に付帯関連する一切の業務 |
資本金 | 1,995万円 |
通販サイト | 私たちが育てた果物や野菜のご購入はこちらから |
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